代官山へ

eiei322005-08-07

午後、日差しが傾いてから代官山へ行く。各駅停車に乗って3時前ごろに代官山に着く。車中に読んでいた海辺のカフカの中では大島さんと二人の女性がジェンダー議論をしていた。危うく乗りすごすところだった。代官山はまだ暑かった。
代官山はいいところだ。歩いていると、電車を乗り過ごしそうになったことも忘れる。住居とお店がけっこう自然に溶け込んでいる。つい、買い物をしてしまう。CA4LAで花柄ハットを、FRPでセールのベルトとシャツを購入。涼しくなるまでいくつかのお店を覗き、帰りは渋谷から東急線の各駅停車を利用した。帰りの車中でも続きを読む。海辺のカフカがなぜかエヴァンゲリオンと重なってしまう。そんな内容ではないのに、テーマ曲が頭の中を流れる。「残酷な天使のテーゼ、少年よ天使になれ」。
読みふけり、つい下車駅をすごしてしまう。まいった。電車で乗り過ごしなんていつ以来だろう。
たぶん、エヴァゲリのDVDをまた観てしまうことになるのだろうか。全編のボリュームを思い出し、少し嫌になる。カフカは、まるで何かの呪いのようだ。