「すごい会議」

  1. 会議の目的をはっきりさせ、達成したいことの障害になる問題点を前向きな姿勢で話し合い、明らかにする。これらは紙に書いてから発言することが重要。人の意見に左右されずに言いにくいことでも言える。
  2. 短期的で明確な目標設定をする。目標とは、過去の実績から予想できる範囲内では意味がない。「この目標を立てなければ起こらなかったことの実現可能性が最大化する」ものであるべき。組織がその時点でできる最高のパフォーマンスを実現するためには、目標設定の際に、具体的に達成イメージを共有でき、共感の持てる言葉を選ぶのがポイント。
  3. その目標に向かって組織内で役割を決め、同時に横の連携ができるようにする。直接命令権限がなくてもお互いがリクエストし合い、強調して計画を遂行していける状態を作ることだ。
  4. 実際の動きには予想のつかなかった問題が必ず出てくる。今まで解決したことのない問題を解決するためには、「解決へのアイデアを求める発想をすること」が重要となる。「なぜ○○できないのか」とは言わず、「どうすれば○○できるのか」と変換するのだ。すると具体的な可決策を見出すきっかけがつかめる。会議での発言が変れば問題解決の方法が変る。共有共感のできる目標を達成するために、各自が何をいつまでにするべきか、お互いに何をしてほしいかがわかる。組織全体が短期間で進化していくはずだ。