マシンガンズ

マシンガンと言えば薬師丸ひろこ。たしか、高校の時に見たセラー服と機関銃。レコードも買ったけな。「平成マシンガンズ」このタイトルには、惹かれない。なに「平成」、「マシンガン」というくさい感じを強く受ける。世代かなとも思う。若い人にはこれが新鮮なのだろう。句点の少ない文章。リズムがある。この小説、死神が出てこなければつまらないありきたりの小説、よく書けましたね、で終わってしまう。だから、よく出来ている。おもしろいと思う。中1のほんの出来事。
100ページ足らずの短編。1ページ10円。高いか、安いか。
斎藤美奈子高橋源一郎との文芸評論で、斎藤さんがこんな話をしていた。単純なメッセージとわかりやすい言葉で書かれた本しか売れないと。毎日新聞の「学校読書調査」で、1ヶ月に何冊読むか50年くらい調査しているのだけど、小学生で7.5冊。中学生で2.5〜3冊。高校生で2冊をきると。「読書世論調査」では、十代は4冊。三十代になると1.5冊。右肩下がりだと。で、平均的な日本人の活字解析能力は中学生だと。なるほど言えてる。
売れていない本がたくさんあるから、本は高くなる。CDは、売れているCDが多くあるから、濃い内容のCDでもそれなりの値段で手に入る。ふん。
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ベルカ、吠えないのか?

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