全仏オープン

が終わった。
フェデラーグランドスラムナダルにより阻まれた。ナダル2連覇である。これはすばらしい!フェデラーの勝利は期待していなかった。たしかに調子はよかったし、世界ナンバー1プレーヤーである。しかし、全仏だけは4大大会の中で唯一違う大会である。ナンバー1だからこそ勝てないとさえ言えるコートだ。サンプラスでさえ、このタイトルは取れなかった。
サンプラスは一度もファイナルに進んでいない。しかし、サンプラスの方が記憶に残る選手に違いないと思う。
勝戦は、1セット1−6で圧倒的にフェデラーであったが、ナダルの盛り返しは期待できる内容だった。2セット逆に6−1でナダル。あとは、6−4、7−6でナダルである。第4セットにタイブレークに入ったときはナダルが取れるか不安はあったが、フェデラーのミスで勝利を手にした。
スーパープレーの連続であったが、レッドクレーでは、どれだけひろえるか、つなげられるか、そしてストロークエースを取れるかであった。
ナダルフェデラーのバックを攻め、フェデラーはサウスポー、ナダルのバックを攻めた。20歳のナダル、今後の活躍が楽しみだ。


男子決勝の前に、女子ダブルス決勝を放映した。杉山愛、ダニエラ・ハンチェコワ組対リサ・レイモンド、サマンサ・ストーサー組の戦い、杉山がダブルスナンバー1のペアに挑んだが、力負けした試合だった。こういった試合の放映は、ダブルスでのテニスの機会が圧倒的に多いテニスファンにはとってもうれしい。ゲームの参考になる。


今回テレビ東京の放映では、CM前に過去の貴重な映像のワンシーンが随分と流れ、見ていて楽しかった。若き日の修造、レンドル対チャン戦(SF)のチャンのアンダーサーブ、アガシサンプラス、クエルテン、マッケンロー、コナーズとすっごい映像が流れた。これは、えれぇうれしかったね。
ただ、残念なのは、2回分の放送を録画のセットミスで取り逃したことだ。
いまでも悔しい(>_<)