開放弦

パルコ劇場

京野ことみを見に行く。音楽は渡辺かずみ、作曲を手がけている。開放弦とは文字とおりギターの弦を開放した(フレットを指で押さえずに)出す音である。六弦からミラレソシミの音が通常のチューニングだと鳴る。
渡辺かずみは、この開放弦の音を色気のない音と言っていた。ギタリストにするとフレットを押さえずに鳴らす弦の音は、フレットを押さえて鳴らす音とは違い、そのように感じるのだろうと不思議だった。
さて、この演劇のストーリー、ちょいと残念だったかな。京野ことみは、とってもつんつんしたどちらかといえば嫌われっぽい女を演じていて、むか〜しのショムニのイメージとは真逆の役。
Tシャツとかでは、とっても線が細くがりっとしている。
物語はとても焦点がぼやけてしまい眠いものとなった。出演者らも、このぼやけた作品に満足していないかのように感じたのは気のせい?