ラサ最後の朝、8時過ぎにガイドさんと空港へ向け出発。

部屋から見える山を望遠で

来た道と同じ道を辿り空港へ。途中の村には沿道に「露天」のビリヤード台がおいてある。もう、台も破けたりしているのだが、お構いなしにビリヤードをやっている。
ラサは、随分と開発が進んでいる。まだまだ開発している最中。ラサ市の入り口ではものすごく幅の広い道路を作っていた。こんな広い道路、横断するの大変だろうな。
車中、先日音楽を聞かせてくれたお返しに、おいらのIpodをヘッドホンをスピーカー代わりにして聞かせる。曲はOrangeRangeの「花」「キズナ」「ラブ・パレード」やミリヤの「ソツギョウ」など。
空港でガイドさんとお別れ。また、会いに行きたい。

成都には1時過ぎに着く予定。着いたら、高山病でくたびれたからだをホテルでゆっくり休めることを考える。この頭痛は消えてくれるの不安。

成都・パンダ基地
成都では空港でガイドさんと待ち合わせ。ホテルまで送ってもらう予定。なのだが、見当たらない。電話するか、なんてのんきにしてたら、見っけ。出口を間違えてました、とのこと。
車中、ガイドさんがラサのこと成都のこと話しかけてくる。体は、気のせいか軽い感じがする。頭痛もいつの間にかなくなった。午後時間あるよ、成都の観光名所は何処知ってますか?なんて話しになり、パンダが有名だよね、よく知ってますね、行ってみませんか?と誘われる。もちろんオプションで追加料金となる。値段交渉しながら、手持ちが、もう1000元しかないしな、なんて考える。そもそも今日は成都では休む予定にしてたし。
けど、円で払って元でお釣りをもらうことにしてパンダ繁殖基地へ、直行する。3箇所あるといい、そのうちの1つに行くことに。
成都大熊猫繁育研究基地へ。入場料は30元。園内を歩いてまわるのだが、ま、そんなにパンダがうじゃうじゃいるわけじゃあるまいし、また、時間も2時をすぎているから、園舎に入って観れないかもしれないし、どうでもいいかっで、歩き回る。が、園舎に入っているパンダもいるけど、まだまだ、うじゃっとパンダがいました。


パンダとの記念撮影は400元!赤ちゃんパンダとの撮影は1000元だって。随分すすめられたけどパス。レッサーパンダとの撮影もあり、それは50元。これは、撮っちゃいました。

パンダ基地は、おいらとガイドさんとの二人で回る。これもガイド独占なので、なんかお得な気分。ちゃらちゃらとお話しながら。川劇はどうですか?とくるので、それも予約をとってもらう。車とガイドさん付きで、半日で600元。パンダの赤ちゃんと数枚写真を撮ると1000元!

パンダ基地から戻る途中、銀行へ寄ってもらう。両替をするため。けど、銀行は混んでる。で、ガイドさんがなにやら警備員さんとすぐに両替できないかと聞いてくる。すると、おばさんが来て、なにやら3人で話をして、このおばさんがすぐに両替してくれる紹介してくれる。おいらも早いほうがいいのでさっそくレートの交渉。銀行の電光掲示のレート表をみながら、レートを決める。日本では1元何円なのだが、こちらだと100円何元となる。手数料を考えると、ほとんど変らないレートで両替する。このおばさんちいさなバッグに円やらユーロやら元やら札束がごっそり。人目のないところで見せてもらった。円だけでも数百枚持ってた。

パンダ基地からホテルへ送ってもらって、1時間後に食事に出て、その後川劇を見ることに。
成都で体を休める、ということにはならない。
ホテルは、中国初日に泊まったのと同じホテル。あの時はほとんど6時間くらいしか滞在しなかった。部屋も、普通のスタンダードのツイン。今回はスタンダードが満室のため、デラックスダブルの部屋になりました、とのこと。なんか期待しちゃう。

部屋へ入ってみると、ソファーとテレビのある部屋、そして隣の部屋がダブルのベッドにまたテレビ、広めのバスタブの風呂である。うれしい。まず、汗を流し、すぐ出かける準備をする。


陳麻婆豆腐のお店
成都の中心街を通って、陳麻婆豆腐のお店へ。中心街はとても都会。毛沢東の大きな銅像があり、その前の公園あたりは、近代的なビルに囲まれたりしている。東京とかわんないや。けど、交通ルールは、ラサとかわらない。いや、ラサよりは断然信号は多い。車最優先はかわらないみたい。

お店は、成都に3つの支店があるという麻婆豆腐のお店。日本のお客さんみんなここに来るとガイドさんは言っている。食事はてっきりガイドさんと一緒の食事かと思ったら、ガイドさんとドライバーさんは他のお店でもっと安いの食べるとのこと。おいら、そっちのほうがいいが、もう予約しちゃったので仕方なし。一人で夕食。辛くない、といってたけど、おいらには辛い。

回りには、日本人の団体客がいくつか。久しぶりに日本語を耳にしました。

■Shu Feng Ya Yun Teahouse
千古成都民族 獨家川劇茶館というところへ。場所は成都琴台路文化公園の中。
劇場のあたりをガイドさんと二人で散策し、劇場へ。

こちらも、ガイドさんは次のお客の用事があるのでと、会場まで案内されておしまい。明日朝の出発時間を確認する。劇が終わった後は、タクシーでホテルへ戻ってのこと。了解しひとり劇を楽しむ。
席には、茶椀がおいてあり、その中に茶葉が。客が席に着くと、それにお湯を入れてくれる。お茶を飲みながら劇を楽しむ。
中身は90分で、歌やら影絵やら演奏やら劇やらの10本立て。合間に英語で出し物の紹介をしてくる。

結構、楽しめて満足。
劇を出て、あたりを少し歩いてタクシーを拾い、ホテルへ。ホテルの前

ホテルのあたりを少し散歩する。夜の10時近く。通りでジャラジャラとマージャンをしている人たちやら、涼んでいる人たちやらで、のんびりした感じ。でも、一人でいるのはちょいと怖いか。なにせ、言葉が通じない。

中国最後の夜は、こうして終わる。

漸く、6日ぶりに頭痛に悩まされない夜にまどろむ。