ジュニア・ギター・コンクール

台東区のミレニアムホールへ。

ギターのコンクールは見たことがないので、観にいってみる。
入場は無料。12時から始まり、表彰は19時過ぎ。長い。
見たのは、高校生の部と中学生の部。それから、小学生高学年の部の一部。

レベルが高いというか、驚いた。
無料で、いい音楽が聴けた。

高校生の部は、6人。全部男子。中学生の部は、11人。うち半分が女子。
高校生の部の課題曲は、ソル20のエチュードよりNo.13(セゴビア編)op6-9リピートなし。
中学生の部は、コスト25のエチュードよりNo.4(全音出版)
それぞれが、課題曲と自由曲の2曲を弾く。
同じ課題曲にしても、それぞれけっこう違う。表現の仕方が、同じ曲で、こうも違うのかと、ちょいと驚き。
自由曲は、いろいろ。
J.トゥリーナのセビリアーナ(ファンタジア)。バリオスの大聖堂・2,3楽章。F.ソルの「魔笛」の主題による変奏曲。ロドリーゴのスペイン風三つの小品ファンダンゴ・サパテアード。マルコ・ペイレラのプラナルティナの仏塔にて。マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコのソナタ「ボッケリーニ賛歌」1,4楽章。
カルリの序曲。アルベニスのセヴィーリャ。タレガのベニスの謝肉祭による変奏曲。ヴィラロボスのPrelude No2。
カルレバーロの「南米風前奏曲」よりロンダ、タンボリーレス。アルベニスマジョルカピアソラブエノスアイレスの春。テデスコのヴィヴォ・エド・エネルジコ。バッハのリュート組曲第4番プレリュードBWV1006a。
バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番よりアンダンテ、アレグロ

ん、中学、高校の17人の演奏を聴いてけっこうくたくた。

このコンクールでの過去の最優秀賞受賞者がけっこうな面々。鈴木大介村治佳織、木村 大さんなど。

ジュニアだからと、侮ってはいけないほどの素晴らしい演奏でした。