eiei322006-06-18

朝起きてひと風呂。8時半には、宿を出る。さてと、雨はもう止んで降りそうもないので、加茂鴨川の東側をちゃりで上る。下加茂神社を目指す。途中、加茂鴨川には何箇所か、川向こうに渡れるように置石がある。そこを渡っている人もいる。日曜の朝の時間。散歩やランニングのひとがい。自然である。町が溶け込んでいる印象。


加茂川に合流する高野川にかかる河合橋を渡り、糺の森(ただすのもり)、下加茂神社(加茂御祖神社かもみおやじんじゃ)へ。神社にはあまり興味ないのだが、ここは広くよい感じである。緑が気持ちいい。ぐるりと一回り。糺の森はこ〜んな感じで。ん〜、スピリッチュアル。




ここからさらに、上加茂神社へ向かう。ずいぶんと京都の北へ来る。加茂川の東側沿いをちゃりで。しっかし、腹がへる。北大路橋をわたり北大路通で食事処を探す。喫茶店「伊藤珈琲」を見つける。朝7時からの営業とある。店内は、それなりに人が。地元の人たちのようだ。ここで、昼食を兼ね腹ごしらえ。ハヤシライスをいただく。


上加茂神社(加茂別雷神社かもわけいかづちじんじゃ)には、立砂(たてすな)があった。


立砂である。

上加茂神社から、東へ向かうか西へ向かうか迷う。東へ向かえば、松ヶ崎の方である。西へ向かえば金閣寺の方である。さて、迷うが石庭を見にのある正伝寺へ。御薗橋にて加茂川を渡り御薗橋通りを西へ。ここからは手持ちの地図にはのっていない場所にあるので、感である。道は少し上り坂(よいしょ)。
車だと見落とすような道ぎわの案内を見つけ、それをたよりに辿り着く。

さて、このお寺、石庭につつじを七五三調に配している。その向こうには比叡山が見える。比叡山を借景とした庭である。

方丈の広縁(ひろえん)に腰掛けて庭を見る。そしてこの広縁の上、天井が血の板である。血痕が今でもべっとりと見て取れる。その下に腰掛けて庭を見る。ん〜。


次の客が来るまで居座ることにする。他に客はなし。さすがにここだた交通も不便なのだろう。客はぽつりぽつりといったようだ。


ガイドブックを広げ次の目的地を探す。計画は昨日の雨で潰れた。
東寺、京都駅の向こうを目指すことにする。計画性がないな〜と思いながら、南へ大きな通りを避けて、細い通をじぐざぐにめぐりながら東寺を目指すことにする。


途中で、食事処を見っけ。鳥よしという鳥鍋のお店。昼はランチで手ごろ。お勧めは親子丼850円かな。鳥雑炊を頼む。850円かな。中は10人ちょい入るといっぱいかなって感じ。カウンターでいただく。


京都を北から南へ移動するのは楽である。漕がなくてもちゃりが転がってくれる。東西南北にとおりが通っているので、さほど迷うこともない。突き当たりにでれば、前のちゃりが曲がったほうについていって曲がればいいだけである。
気をつけなければならないのが通の交差点。地の人は結構平気でつっきっていくが、怖い。ちゃり同士で衝突しないのだろうか?なんて考えてたら、衝突に出くわす。両人に怪我はないようであるがあぶないあぶない。二条城を過ぎたあたりから、千本通にやたら警察官が。どうも皇族が通られるようで交通規制にあたっている。その警察官がちゃりの二人乗りを見つけて注意する。「自転車の二人乗りはあかんよ〜、おりなはれ。」
当の二人乗りはそこ知らぬ顔で通り過ぎて行った。
このやわらかい言葉がいいねぇ。こちらなら「こら、そこの二人乗り、おりなさい!」だからね。


東寺。でっか。それだけ。あっついせいもあるか。近くの観智院ものぞく。

さて、次は、駅で切符を買い、20時過ぎののぞみで帰ることとし、それまでの時間を昨夜歩いた三条あたりを歩くことに決める。そしてそちらへ。
五条大橋の手前で、茶店を見つける。今度のとき覘いてみたい。efishとある。


寺町通りを上る。四条通を渡る。ここらで、一汗流したいと考えるが、サウナや岩盤浴の店はみつけるのだが〜とちゃりしてると、麩屋町通蛸薬師あたで「ゆ」をみつける。小さく明治湯とある。迷わずここで一風呂。さっぱりである。入り口をあけると目の前に脱衣場がもろみえたのにはちと驚いた。


夕食は、蕎麦屋を探し、また蕎麦を。「あずみ」という信州内藤流手打ちそばをいただく。


8時には京都駅である。

結局いろんなものがまた見れなかったが、また来ればよし。