橋を渡ったら泣け

作：土田英生、演出：生瀬勝久
出演：大倉孝二、奥名恵、八嶋智人、小松和重、鈴木浩介、岩佐真悠子、六角精児、戸田恵子

ネタバレ、辛口です。これから観る人は遠慮してね。

正直、途中から見るのがきつい感じがした。storyは、近い未来の災害で生き残った7人。食料は缶詰倉庫の缶詰と山頂から湧き出る水。山頂のまわりは海になっている。どこからもなにも入ってこない。そこでの男女7人の生活を描くのだが、リーダーが絶対的になり。。。。
最初は、面白く始まるのだが、途中から、storyがきつくなりはじめ、その変から飽きてきた。
あまり面白くない、というか、僕はこの手のstoryがあまり好きではない。ただその中で、戸田さんと八嶋さんの演じているキャラが良かった。
何もルールもなくなってしまったときに、何をよりどころにし、考え、判断し行動するのか。これは、その人ひとりひとりが持っているものによるよね、そして、どれだけきちんとしたものを築いているのか、によるね。
なんて当たり前のことを確認したりした。

どーせなら、もっと笑える劇にしてほしかった。舞台の使い方も単純でいまいち。ただ、砂を敷しいていたのは面白いなと思ったけど。7人の俳優がみな、濃いキャラをつくっていて、それが結構うるさい感じで、それも、storyの濃さと重なってくどくなり、ちょいと残念。