グラナダへ

Malaga St

朝は少しのんびりして、次の宿泊地であるグラナダへ向かう。旅行会社から渡された時刻表には、3つの列車が利用できる。7:45発、10:30発、14:00発である。既に7:45は無理なので、10:30Malaga発、Pedrera乗り換え、14:59Granada着に乗ることにする。Pedrera?聞かない町の名前。前後の2本はBobadilla乗り換えなんだが、この1本だけ違う。Pedreraでの乗り換えの待ち時間は1時間20分!
さて、心配は、どうやって乗るか。渡されたのは時刻表のコピーと、Eurail Pass。使用開始前にパスをヴァリデートしましょう、と書いてある。はて、早めに駅まで行くことにする。ホテルから、スーツケースをずるずると歩いて向かう。15分くらいの距離だしね。朝は、また、違う顔を街は見せてくれる。
パスに書いてある説明書き(小さな字)を丁寧に読む。日本語、英語、中国語、韓国語が併記されている。
Malagaの駅の窓口(日本で言う緑の窓口みたい)でパスを見せ、パスポートを見せ、ヴァリデートする。いつからいつまでか聞かれて、窓口のSenoraがパスに判を押して記入。以上、ここまでは簡単。
さて、電車にのればいいか、なんだが、スペインの列車は一部指定席の列車がある。
気になるので、駅の時刻表で確認。事前に渡された時刻表には書いてなかったが、駅の時刻表にはR-598とある。??なんか気になる。地球の歩き方をめくって調べると、アベ、グランデス・リネアス、地方線のTRD、R-598は全席指定とあるので、やばっ。
駅員さんに聞くと、スペイン語で返されちんぷんかんぷん。再度さきほどの窓口のSenoraに聞いて指定券をだしてもる。ふーっ。電車一つ乗るのも大変。
ホームに入る際に、X線の検査があり、荷物は全部チェック。ただし、切符は一切確認しない。
列車が着く頃になると乗客が並びだす。こんな感じ。こちらの人は結構並ぶのが平気みたい。

ここで改札切符のチェックをうけ、指定車両へ。3両編成の列車だった。
列車は、発車の合図もなく走り出す。車内放送なんてほとんどない。JRの車内放送がうざく感じる。
さて、走り出してしばらくして車掌のおじさんが切符を検札にくる。Pedreraで乗り換えだから間違えないようにねと、念を押される。親切なんだろうな。
流れる車窓の景色を眺めながら、Pedrera駅到着時間を気にする。なにせ、時間以外にその駅に到着したことを判断する材料がないんだから。