東京のオペラの森2009

eiei322009-03-22


今日はオペラではない。
国立科学博物館の日本館講堂でのコンサート。

「春をよぶ、ギターとチェロの響き」
G:鈴木大介、C:田中雅弘

この二人、今回で7回目だそうだ。

一部と二部の構成。
一部
メンデルスゾーン、春の歌
・ボケリーニ、チェロソナタ第6番イ長調G.4より 「アダージョアレグロ
バリオス春のワルツ(Gソロ)
・横尾幸弘、さくら変奏曲(Gソロ)
・ビアソラ、ブエノス・アイレスの春(Gソロ)

MCは鈴木さん。今日は饒舌か。
今日の二人は晴れ男で共通しているらしい。
けど、鈴木さん、今年は天気については絶不調で、晴れにあたっていないらしい。今日も、雨模様。否な天気。

2曲のあとは、ギターソロが3曲。
さくらは、ジョン・ウィリアムスに横尾さんが編曲し、とても有名となった曲。これほど有名になるとは横尾さんも思っていなかったらしい。
あまりし知られていない別の編曲もあり、その両方をかちあわせた鈴木大介さんの編曲演奏。
ピアソラの曲は、アヴァンギャルド風。
アグスティン・カルレバーロによる編曲。
音が外れているかのように聞こえるかもしれませんが、それは、音が合っています、と演奏前の鈴木さんの弁明。
鈴木さんはきれいな演奏をする。


15分の休憩を挟んで2部。
・ファリヤ、スペイン民謡集
・サン・サース、白鳥
フォーレ、夢のあとに
・鳥の唄、カタロニア民謡
・ファリヤ、歌劇(はかなき人生)より「スペイン舞曲」1番


アンコールは、3曲。

ギターとチェロの組み合わせ。
チョウ・チンさんと大萩さんの十弦のコンサートDVDが印象にあるが、今回のもまたよし。
チェロの方が、やはり音量が大きい。
田中さん曰く、ピアノとチェロだと、ピアノの方が音量が大きく、難しい面がある、とのこと。

鈴木さんは、ピアノ譜ですら〜と弾けてしまうので、チェロ奏者としてはデュオしやすいらしい。

ヘ音記号が嫌いな私には無理な話だな。