eiei322006-07-19

朝から雨。ニュースでも近畿地方の大雨被害が流れている。幸いこの京都市街には被害がないようだが、近隣では大きな被害が出ている模様。朝ホテルでの朝食を軽く済ませ、荷造り、そして出発。
まずは、雨(土砂降り)なのでちゃりを返すことにする。京都駅へ行き、荷物をコインロッカーへ。JR奈良線東福寺駅へ。天気が良ければ奈良や宇治まで足をのばしたいところだが、さすがに4日目の疲れもあり、一駅どまりにする。京都駅では、豪雨の影響で列車の遅延、欠便のお知らせが流れている。9時過ぎ、朝の通勤ラッシュが残っている時間に奈良線に乗る。
東福寺駅から東福寺までは、さほどの距離がない。意外と近い。この寺のお目当ては、方丈の庭。市松模様にコケと石が配された庭である。林檎ファンとしては、これはうれしい!拝観料400円。
東福寺にて↓林檎ファンにはうれし〜い!一松模様




期待したのだが、それほどこの市松模様の庭は広くはない。ちいさなものである。ただ、人がいない。平日ということ、山鉾巡航が終わったあとであり、人も少ないのだろう。のんびりと見る。他にも庭がある。しかし、腰掛けてのんびり、という場所がない。
ここには、峡谷にかかる木造の橋がかかっている。ひとつは、拝観料400円を別に払い、渡る。もうひとつは、生活道路になっており、車以外のものが往来する。人、自転車など。たぶん犬や猫も。


駅前のラーメン屋で早めの昼食をとり、阪急線で七条へ。雨もすっかり上がっている。ちゃりを返したことをちょいと後悔するが、いいや。
三十三間堂を目指す。ここ、堂内は撮影禁止。残念であるが、二十八の像をとても堪能できる。千仏は、いっぱいあるな、程度の感想だが、檜に彫られた寄木つくりの像をよくよく見る。目には水晶が埋めてあり、まるで見られているかのよう。1mもない距離で約160cmちょいの像をつらつら見れるのは楽しい。
三十三間堂、意外と楽しめる。すいてたのが幸いした。休日だったら、こうも像の前を占領して見ることは適わなかっただろう。
三十三間堂


向かいにある、京都国立博物館へ。特別展を見る。ここに、昨日建仁寺で複製を見た風神、雷神の屏風の本物を拝見。
↓京都の国立博物館


博物館を後にし、三条へ。ここから、三条・四条の商店街を散策。一応、4日間の京都見物は終了である。


帰りののぞみで、ラブ・パレードを聞く。