今年初観劇、コクーンにて
作:演出 野田秀樹
出演 松たか子、宮沢りえ、橋爪功、野田秀樹、大倉孝二、北村有起哉、佐藤江梨子
冷たい雨に打たれて、否傘はさして、シアターコクーンへ。
楽しみにしていた観劇なのになんでこんな天気?
一つの芝居で、松が観れるし、宮沢も観れる。それに橋爪さんまで出ている。
中身ともかく、このメンバーだけでうれしい。(失礼)
でも、それ以上に演出・作がよかった〜。幸せ。
舞台は1000年後の火星。
1000年後の火星を、どう想像できる?
地球人が、火星人になている世界。
宮沢えりが演じるのはフォボス、その妹ダイモスが松たか子。この姉妹のとうさんがワタナベ・橋爪功。
この愛人がマトリョーシカの佐藤江梨子。その連れ子キムが大倉孝二。
ストーリーは、過去と現在を往復する。野田のスピード感のある舞台展開。
ラストはちょいと釈然としないし、なぜああいう方向に子どもの頃の回想を振ったのかは、なんか疑問。
他にもやりようはあったんじゃない?とは思った。
あれが未来なら最悪の未来。ただ、どんな環境においても人は、結局人。
なにも変らないか。
当日立ち見券があるようなので、もう一回みてみたい。