ラ・セレスティーナ

ストーリーは、青年が美しい娘に一目ぼれ。で、自分の召使の勧めで怪しげな老女のセレスティーナと契約を結ぶ。セレスティーナは、怪しげで、報酬と引き換えに青年の恋を叶える。青年から報酬を受け取った帰り、青年の召使に報酬を取られ殺されてしまう。この召使二人は、逮捕され処刑。そして、セレスティーナの手下は、青年の指図で殺されたと思い、青年を殺す。恋人を殺された娘は悲しみのあまり自らの命を絶つ。すっごくはしょるとこんな内容。


セレスティーナ:小島章司
青年カリストクリスティアン・ロサーノCristian Lozano
娘メリベーア:タマラ・ロベスTamara Lopes
召使:アンヘル・サンチェスAngel Sanchez Farina、パブロ・フライレPablo Fraile
手下:柳谷歩美、前田可奈子、津守このみ、フランシスコ・モルガードFrancisco Morgado

演出・振り付け:ハビエル・ラトーレJavier Latorre
音楽監督:チクエロChicuelo

小島がステージにいるとその存在感が圧倒的。老女役の小島ばかりをみてしまう。

ステージは全部で10場。ソロの踊りがすごいのはもちろんだが、群舞がきれい。

ロペスの白いドレスがとてもきれいだったし。青年と娘の恋シーンの踊りもよかった。


パンフの最後に、大岡信さんの詩が掲載されていたので、転記。

収穫祭

僕はまた身ごもる
時空に漲っている思考も感覚も
沈黙されてもいそいそと嚥下するからだ
そして生み落とす
言葉の収穫祭へのささげものを